んじゃ「凝り」ってどうやったら取れるの❔❔

またまた龍田で~す(‘◇’)ゞ

とうとう梅雨入りしちゃいましたね~☂
この時期は倦怠感も出やすいので無理をし過ぎず適度に休憩も取ってください◎

壁などに手をついて胸周りを広げたり肩回りを伸ばしたりするストレッチも有効ですよ☆
胸周りの筋肉が緩むと取り込める酸素量も増えるので結構スッキリします(♢▽♢)

前回凝りが出来るきっかけや「凝り」と「筋肉痛」の違い等について説明させて頂きましたので
今回はどうすれば「凝り」が取れるのかお話ししていこうと思いますm(__)m

これは少し長くなりそうなので
2回程に分けて書こうと思いますm(__)m

ちなみに皆さんはどう対処されていますか?
磁器やチタンのシールや湿布を貼ったり、アン〇ルツやバ〇テリン等の塗り薬を塗ったり、
もちろん私たちの様なお店で揉んでもらってる方もいらっしゃると思います◎

私も色々調べましたが、
磁器やチタンのシールは血液や血管に働きかけ凝りを取ろうという商品ですね◎
湿布や塗り薬は基本的に鎮痛と消炎作用が主なので、捻挫や腰痛等、痛みを伴う症状には有効だと思いますが、原理として「凝り」とは対照にあるものなので効果はちょっと分かりません。
薬は、筋弛緩剤が入っているものはある有効だと思われますが、薬だと「ここが酷いから多めに緩める」という様な全体のバランス等は無視されてしまいますが、気分的には軽くなると思います◎

では私たちがお客様の凝りにどう対処しているのかといいますと、
一般的に「揉み解し」が筋肉に与える影響としては、「揉む」ことで筋肉をほんの、ほんの少しだけ傷つけ、傷付いた筋肉を修復する為に血液が集中するのでその流れで凝りも一緒に取ってもらうというのが一般的です。
この手技は有効では有りますが、この手技だけで揉んでいくと酷い凝りの場合、かなりの時間揉み続ける事になるので揉み返しのリスクが高まります。

・もう一つの解し方(虚血性圧迫)
皆さんリラクゼーションで凝ってる箇所等を押されたまんま一時停止されたことありませんか?
そんな手技を「虚血性圧迫」と言います。
これは指による圧迫で硬結部(凝り)周辺の血流を一時的に止め、数十秒後にそれを開放することで平常時よりも多量の血液を酸欠状態の筋肉(硬結部)に送り込み、凝りを取るというか、無くそうとする手技です。
これは凝りの芯を的確に垂直圧で押すことが出来れば、少々時間はかかりますが確実に凝りを取る事が出来ます。
本当に押してる指に凝りが消える感覚「ポワポワポワァ~って感じ」が伝わってくるのでお客様にも納得して頂けます。それなりに難しいですが…

・ストレッチを交えた施術
まずストレッチとは皆さんご存知の通り筋肉を伸ばして可動域を広げたり、それによって呼吸を整えたりするものです。
筋肉を柔軟にすることで血管やリンパ管への負荷が軽減され血行の促進にも繋がりますから良いことづくめなんですが、
ストレッチだけだと1つの筋肉全体を伸ばすので、硬結部をピンポイントで伸ばす事が難しいです。
そして関節の可動域を広げるストレッチですと伸ばしている反対側は必要以上に縮む事になるので、筋疲労が過度に筋疲労が溜まっている場合、縮んでる側の筋肉が攣(つ)ってしまったりもします。

で、私たちが行う「ストレッチを交えた施術」とはお客様の身体に癖付いてしまった凝りやハリ、縮み等を、適度なストレッチを加え伸ばした状態で硬結部、固着部を揉む事で、血液やリンパ液等が流れやすい環境に整えることが目的です。
ですから、ストレッチと言っても筋肉が張ってしまうほどのストレッチはかけません(※施術後半のストレッチとは別)。

とまぁこのように色んな揉み方 +場所によっては 叩打(こうだ)法や尺骨(腕の骨)や拳を使った軽擦法等を場所や状態によって臨機応変に使い分けて施術をしていきます◎

では
何故こんなに揉み方があるのか、何故そんなに必要なのか。
もちろん純粋に揉むだけでも効果はあるのですが、私たちは決められた時間の中で「如何にお客様を楽に出来るか」という仕事ですから、
お客様によって揉み方が変わるのはもちろん、お身体や筋肉、メンタル等の状態によって最適な刺激の与え方や解れ方も変わるので、それに合わせていくと単純に種類が増えたということです◎
ですから個人的に「痛みを伴う施術」は極力避けるようにしています。
痛みが出るとお客様の身体は緊張しますし、痛みに備えて警戒もするので余分な疲労が溜まってしまい効率が悪いんです。
ただ、痛みを避けるといっても、そこを解さないわけではありません。
外傷や内臓の疾患等を除いて体内で起こる「痛み」というものは多数の筋肉が多数の神経を圧迫した結果、その負荷が特定の箇所に集中した結果出るものなので、そこへ負荷をかけている周りの筋肉を解せば、1点に集中していた痛みは徐々に引いていくので最終的に幹部を触る時には必要以上の痛みは起こらないものなんです。
それに、必要以上に痛みが出る時は、施術者側も通常より硬い箇所を揉んでいるので力んでいる事が多い。
結果的に双方ともに疲れるんですよね。

こうゆうしつこい凝りの場合は揉む時間も長くなるので揉み返しも起きやすいしですし、揉み返しの張りを凝りと勘違いして悪化させてしまったりもします。
こういった長期的に同じ箇所に痛みやダルさを感じる場合、原因はもっと違うところにあるかもしれません。
私も最近右の側頭に片頭痛が続いていたので自分でコリコリ揉んでたのですが、「なんでこんな長続きするんやろ…」と不審に思いながら周辺を触ってると、後頭部の髪の生え際辺りにビックリするぐらいの凝りを発見したのでそれを揉んでみると頭痛は減ってきましたが、まだまだ気になるのでロ〇ヒつぼ膏なんかを貼って紛らわしてるところです💦
で、「肩が上がってんのかな?」と思い方を触ると肩も凝ってましたw

原因は恐らく… 慣れないデスクワークだと思います(笑)

こんなことからも分かるように気になる箇所は当然凝ってるんですが、それ以外に本人が気付いてない箇所に疲れが溜まり、結果それが影響を及ぼしているなんて事はよくあるので、皆さんも「ここだけ揉んでくれ!!」なんて言わずに、色んな所揉んでもらって「こんなとこ凝ってたのか!?」なんて新しい発見でご自分の身体に少しでも興味を持ってあげて下さい。

あんまり長くなると飽きちゃうので今回はこれくらいで終わっときますm(__)m
手技の話なんかは分かりにくいとこもあったと思うので後日画像も載せたいと思ってます。
載せたらインスタでお知らせしますね~☆
で、
次回はもう少し具体的にどの筋肉がどう影響して痛みやダルさが出るのかなんかを書いていけたらと思います。

ではでは皆様、御静聴ありがとうございました。m(__)mm(__)mm(__)m